日吉大社
絶大な方除けの神徳で崇拝される延暦寺の鎮守神
比叡山の麓で古くから栄える門前町・坂本に日吉大社は鎮座します。
約3800社ある日吉・日枝・山王神社の総本社です。
創建は2100年前、比叡山の地主神である大山咋神(おおやまくいのかみ)が坂本に把られました。
境内に40社ある内の東本宮と西本宮が中心で、祭神は大山咋神と大己貴神。
大己貴神は大津京遷都の際、大神神社から勧請されています。
最澄は天台宗の比叡山延暦寺を開いたとき、日吉大神を天台宗の護法神として尊崇し「山王」と呼びました。
次第に山王は山王権現(ごげん)へと変わります。天台宗の寺が全国に広まるにつれ山王権現も伝わり、日吉大社の分霊社が各地に建てられました。
平安京に遷都されると表鬼門(北東)に位置した社は、厄除けや方除けのご利益で信仰されました。
日吉大社ホームページ
http://hiyoshitaisha.jp/