三十三間堂

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三十三間堂

壁一面に林立する十一面千手観音の、迫りくる存在感

 
三十三間堂は、長さ120mの壁に沿って、、びっしりと立ち並ぶ仏像で世に知られた寺院です。
仏像は本尊の千手観音で、国宝の坐像を含み、その数は1001体。運慶の子・湛慶(たんけい)作も見られます。

三十三間堂の正式名称は蓮華王院(れんげおういん)本堂といい、天台宗妙法院の境外仏堂です。
1164年に後白河法皇の発願により、平清盛が建立しました。
1249年の火災でほぼ全焼しますが、124体の千手観音は持ち出されています。
1266年に後嵯峨上皇が本堂のみ再建しました。
豊臣秀吉は1586年、方広寺大仏殿を建てた際に三十三間堂も境内に入れ、築地塀や南太門も造営しています。
江戸時代には通し矢が始まり、当初は西側軒下の南端から北端の的を矢で射ていました。
 
三十三間堂ホームページ
http://sanjusangendo.jp