中尊寺

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中尊寺

芭蕉が「光堂」と表現した総金箔貼りの金色堂

 
2011年に、世界遺産に登録された平泉。
中尊寺はその構成資産の一つです。850年、滋覚大師円仁により開山され、12世紀の初めに奥州藤原氏の初代当主清衡が堂塔を造営しました。
清衡は、戦乱の犠牲者の慰霊のため、理想郷・仏国土の建設を目指したのです。
金の産出などで権力を得た藤原氏は、約100年にわたり泰平の世を築きました。
しかし源頼朝に滅ぼされ、中尊寺も衰退。
1337年の火災で多くの建物と宝物が焼失してしまいます。
その中で残った金色堂は、当時の栄華を象徴する貴重な国宝です。
全面に金箔が押され、柱や須弥壇(しゅみだん)には夜光貝の螺鈿(らでん)細工。蒔絵(まきえ)や透かし彫り金具も豪華です。
中央には阿弥陀如来が杷られ、その下に藤原氏4代が眠っています。
 
 
中尊寺ホームページ
https://www.chusonji.or.jp