清水寺
春の桜も秋の紅葉も絵画のごとく調和する清水の舞台
京都で最も観光客が来るという清水寺は、やはり「清水の舞台」が見どころです。
最長約12mの欅(けやき)の柱を組んだ舞台は、懸造(かけづくり)といわれる伝統工法で建てられており、釘は1本も使われていません。
舞台であるのに客席がないのは、観客が本尊の観音さまだからです。
清水寺は778年、延鎮(えんちん)が開山しました。延鎮の影響で仏道に帰依
した坂上田麻呂は、仏殿を寄進しています。
江戸時代までの度重なる災禍で建物は焼失していますが、1633年に徳川家光が再建。本堂をはじめ、現存する多くの堂塔はその時代に建てられたものです。
本尊の11面千手観音は秘仏です。左右から頭上に細長い手を伸ばして化仏を両手で掲げているのが特徴で、清水型と呼ばれています。
清水寺ホームページ
https://www.kiyomizudera.or.jp