東大寺
奈良のシンボル・大仏と鹿に出会える古寺
奈良の大仏で世に聞こえた名刹、東大寺。
大仏は盧舎那仏(るしゃなぶつ)といい、「華厳経(けごんきょう)」の教主です。
なぜ盧舎那仏が像高15mと巨大に造られたのかといえば、蓮華蔵世界という宇宙のように広大な世界を統治しているからです。
聖武天皇は、鎮護国家のため『華厳経』の研究に3年を費やしたのち、743年に
盧舎那仏造顕の詔(もことのり)を発令、東大寺が創建されました。
752年には大仏開眼供養会が催されています。
大仏や金堂(大仏殿)をはじめ東大寺には国宝が多数あり、南大門と、門内で睨みをきかせる金剛力士像もその一部。
門と像は1203年の完成です。
像の高さは8.4mあり、迫力に圧倒されます。
何度か焼失しているため、現在の堂宇は江戸時代のものが中心です。
東大寺ホームページ
http://www.todaiji.or.jp