唐招提寺

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唐招提寺

両眼を失明してもなお渡日した、鑑真の私院

 
唐招提寺は鑑真が開基した律宗の根本道場です。
759年に戒律を研究すべく、新田部親王の旧邸を鑑真が授かり、私寺を開きました。

当時は平城宮の東朝集殿を移築・改修した講堂と経蔵、宝蔵があるのみ。
鑑真はこの寺で生涯を閉じています。
国宝の金堂は、鑑真没後の8世紀後半に、弟子の如宝によって建てられました。
伽藍は寄進などで徐々に整備され、全体が完成したのは平安時代初期のことです。

鑑真は唐の高僧で戒律の権威でした。日本に授戒を熟知する者、がいなかったため、鑑真が導師として招かれます。
日本への渡航を試みてから12年の間に5回失敗、6度目に到着したときは66歳でした。
国宝の鑑真和上坐像は日本最古の肖像彫刻。慈悲深い表情です。
 
唐招提寺ホームページ
https://toshodaiji.jp