瑞龍寺

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瑞龍寺

高岡を開いた前田利長が眠る、巨大伽藍の名利

 
瑞龍寺を見た者は、その壮観な光景に息をのむといいます。
広く開放的な境内に総門、山門、仏殿、法堂が一直線に並び、その周りを四角く回廊が巡り、僧堂と大庫裏(だいくり)が左右対称に建つ、潔い伽藍配置。
中国禅宗の建築様式を基にした、「七堂伽藍」という構成です。

ここは加賀前田家二代当主利長の菩提寺。
3代利常、が伽藍の造営を始め、約20年後に完成しました。
建設当時は周囲が壕で、城郭の役割もあったといいます。
白く光る屋根が美しい国宝の仏殿は、珍しい鉛瓦を使用。
内に入れば高い天井に海老虹梁が複雑に組まれ、造形美を感じさせます。
同じく国宝の法堂は総檜造。江戸初期の技法が随所に取り入れられた建物で、草花がモチーフの天井絵も見どころです。
 
瑞龍寺ホームページ
http://www.zuiryuji.jp