崇福寺

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崇福寺

中国から超然(ちょうねん)を招いて開山された、禅宗の唐寺

 
中国式の朱色の伽藍が異国情緒溢れる崇福寺は、「唐寺」と呼ばれています。
興福寺と福済寺を含む長崎三福寺の一つで、長崎に在留していた華僑により建てられました。
崇福寺は主に福建省福州の出身者で創建されたので、「福州寺」ともいわれています。

三門は、通称を竜宮門といい、この寺で最も中華的な意匠です。
その奥の第一峰門は国宝で、色鮮やかな吉祥文様(きっしょうもんよう)が描かれた、軒下の複雑な組物が日を引きます。
門扉を彩るのは中国で縁起物とされる青い蝙蝠(こうもり)と牡丹です。
本堂の大雄宝殿(だいゆうほうでん)も国宝で、下層が中国様式、上層が和様という特殊な造りです。
もとは一階建てでしたが二階が増築されました。
軒回りの擬宝珠(ぎぼし)付き垂花柱や、アーチ型の黄檗天井(おうばくてんじょう)が特徴です。
 
崇福寺ホームページ
http://www.sofukuji.net