善通寺
東寺、高野山と並ぶ空海の三大霊跡のーつ
弘法大師空海が開山した善通寺は、空海の父・佐伯善通にちなんで名付けられました。
東院と西院に分かれており、813年の落慶時は東院のみの完成です。
西院は当初、鎌倉時代に空海の生誕地に建てられた誕生院という別の寺で、明治時代に統合されています。
東院は、空海が留学していた唐での師・恵果(けいか)のいた長安の青龍寺がモデルです。高さ45mという立派な総欅造(けやきづくり)の五重塔や、金堂(本堂)などがあり、像高3mの大きな本尊・薬師如来を安置しています。
西院では、産湯に使われた井戸「産湯井」や、御影(みえ)堂の地下にある、真っ暗闇の中を100m歩く戒壇(かいだん)巡りが見どころです。
空海作とされる自画像、瞬目(めひき)大師像も御影堂に秘蔵されています。
善通寺ホームページ
https://www.zentsuji.com